都立大横山研に興味を持っていただいてありがとうございます。横山研では外部からの学生(修士課程・博士課程)の入学を大歓迎していますが、非常に多くの問い合わせを頂いており、その内容には共通するものも多いためFAQとしてまとめました。横山に連絡を取る前にご一読ください。
Frequently Asked Questions
【Q】研究生として所属したいのですが・・・・
【A】 研究生は原則受け入れていません。例外としては大使館推薦の国費留学生のみ研究生として受け入れています。
【Q】外部から修士課程を目指すにあたり受験資格はありますか?
【A】 当然『大学院入試に合格する』事が前提ですが、弊学では研究室所属人数に上限があり、規定を超える受験許可は出せないルールとなっています。例年、上限以上の問い合わせを受けていまして、やむを得ず何人かの方にお断りしている状況です。受験を許可するかどうかは、院試を突破できるポテンシャルがあるかと、研究トピックの適合性・熱意を総合的に勘案して判断しています。具体的には以下の項目になります。
出身大学のカリキュラム適合性について
- 情報科学の基礎的な知識を得ているか等、カリキュラムの整合性はある程度気にしています。ただし研究室メンバには多様性がある方が良いので、例えば実装スキルがあれば文系の大学でもOKです。
- 出身大学名はあまり気にしていませんが、外国の大学の場合は、カリキュラムのレベルが外部からは把握しにくい事も多く、ある程度大学名を見ています。特に非常に沢山の大学があり、また問い合わせも多い中華人民共和国の場合は、例えば出身大学が「211工程」「985工程」に組み込まれているか等を勘案します。
英語力について
- 受験に必要になりますのでTOEIC等を取得している事は必須です。横山研の修士学生の点数を参考に言うなら750点以上が望ましいです。TOEICは大学院入試の時の英語の点数にそのままなりますので、点数が高ければ、もう一つの科目である専門科目の受験にリラックスして臨めます。
- 修士課程では英語論文執筆・国際会議発表の機会も有りますので、英語力は高いに越した事がありません。
日本語力について
- 留学生の方に限定される問題ですが、修士の講義の殆どは日本語で開講されます。チューターとして同級生がサポートする制度はありますが、日常会話程度の日本語能力は必須になります。資格でいうとJLPT N1程度であれば、講義の理解は問題無いと思います。ある程度の日本語能力は必須です。(国費留学生の場合、入国後すぐに東京外語大でみっちりと日本語教育がありますので、来日前の日本語スキルは問いません)
実装力について
- 横山研はWeb技術と人工知能技術に触れる事が多いです。前者はJavaScript、後者はPythonがよく利用される言語です。理論だけでなく、アルゴリズムを実際に実装に結びつける事を重視している研究室ですので、ある程度プログラミングに親しんでいる必要はあります。その2つの言語のスーパーハカーである必要はありませんが、ソーシャルビッグデータなど実データを使う研究も多く、何か課題が与えられた時に、ぱぱっとプログラムが書ける学生が活躍できます。
その後のキャリアについて
- 博士課程進学希望の学生を優先して受験許可を出します。他の分野は分かりませんが、こと情報科学に関して言えば、博士課程進学が就職に不利になる事は無くなってきています。また学内外の奨学金など各種支援制度も充実してきています。
【Q】いつ頃に受験希望の連絡をすれば良いですか?
【A】 現状、年間を通して時期に関係なく問い合わせをいただく状況です。しかしながら、受験機会は夏季と冬季の二回であり、それぞれに願書を出す時期が決まっています。研究室所属可能人数以上の問い合わせを受けている事もあり、受験許可についての問い合わせは、夏季受験なら3月~4月、冬季受験なら9月~10月にお問い合わせください。それ以外の期間にお問い合わせを頂いても問題ありませんが、受験を許可するかどうかの判断はできませんのでご留意ください。
【Q】研究室見学したいのですが・・・
【A】 受験を前提とした見学は大歓迎です。緊急事態宣言等の動向にもよりますが、ご連絡いただきましたら随時対応させていただきます。
お問い合わせ先
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